beautydiamond’s diary

世界中の美しくなりたい人に向けた、わたしのリアルな日記

ダイエット① 拒食症の経験 そして10年以上かかってわかったダイエット失敗の原因 

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こんにちは!

 

 

ROSE(ローズ)です!

 

 

 

今日は、ダイエットについて記事を書きたいと思います。

 

今まで、〇〇だけダイエット、朝バナナ、断食、糖質制限と、数え出したらきりがないほどのいろんな流行りのダイエットに手を出してきました。

 

 

 

 

実は、17歳の時に拒食症を経験したんです。

 

158センチで29キロにまで落ち、身体は骨と皮、当時の私の姿はうっすらとしか覚えてないのですが、後から親から聞くと、頭部まで禿げてきていたそうです。

 

 

拒食症になったのは、自分より明らかに太っている子に「足が太い」と言われた怒りが原因でした。

そこからどんどんヒートアップし、ただの怒りを超え、見返してやる、死んじゃうぐらいにガリガリになって心配かけさせてやろうと思うほどになり。

 

その通り本当にガリガリになり、本当に死にかけました。

 

当時は実家だったのですが、母が離婚して別居した後だったので食事は皆自由に摂ってましたので、毎日かなり低カロリーなご飯を3食、自分で作って食べていました。

 

毎日毎日必須栄養素が全て揃うように献立した上、それを低カロリーに料理して、かなりストレスを溜めながらも徹底していました。

 

一週間先までの完璧な献立が決まるまで夜中も眠らず、電卓をたたいてはカロリー計算をし続け、文字通り「病気」でした。

 

 

 

そして意外かもしれませんが、身体が軽いのですごく動けるんですね、家中を神経質に掃除で動き回り、運動は一日30分くらい自転車を漕ぎ、スーパーで買い物をしてひたすらキッチンに立つ日々でした。

 

ダイエットに毎日の全てをかけている感じです。

 

今でも似たようなところはありますが、本当にこの頃は「これ」しかやっていない状態でした。

 

その時はまだ親が離婚して間もない頃で、父親の方に引き取られ、父と、双子の姉と私の3人で暮らしてました。

そんな中、私の様子を知り、耐えられなくなった母が私を精神科に連れていき、毎週のように診てもらってたのですが、どんどん体重は落ちるばかり…

 

 

「まだまだ痩せたい!」と思っていたのですが、とうとうある日先生に

 

「次来られた時に、体重が減っていたら、即入院させます」

 

と言われ、流石に体重を減らすことをやめました。

 

 

でも、それでもまだ減らしたい気持ちはそう簡単に消えず…

 

 

 

 

 

そしてある日なぜか突然。

 

 

 

「もういいや。」

 

 

なぜかわからないけど、一人で病院の近くの雑貨屋さんをうろついている時でした。その瞬間は今でもはっきり覚えてるんです。

 

 

そして、急いで家に帰って、家族にすごく嬉しそうに

 

「あたし、ダイエットもうやめるって決めた!!」

 

 

って言ったんです。

 

 

家族もすごく安心してくれました。

 

ほんと散々家族に迷惑かけました。もうこんなダイエットはしない、もう絶対拒食症にはならないと決めました。

 

 

あとすごく今思い出しただけでも泣きそうになるんですが、初めて父の泣き顔を見ました。

 

私がガリガリに痩せていき、見るに耐えれない姿になっていたであろうとき、父親にきつく抱きしめられました。

 

 

「あんたは大事な子なんや」って何度も。

 

 

いっぱいいっぱい涙を流しながら、ぎゅっと抱きしめてくれました。

 

 当時の父親のイメージは怖くて、口数は少なく何を考えているかよくわからない人だったんです。

 

だからそんな父親の姿を見たのは生まれて初めてでした。

 

すごくすごく心配かけて悲しませているのに、それを見た時すごく嬉しくて、「お父さんってこんなに私のこと想ってたんだ」って初めて知ったんです。

 

 

心配してくれたお父さんには悪いけど、私も辛い思いをしたけれど、あんなお父さんを見れて、こんなに愛してくれてることがわかって嬉しかった。そこからお父さんを見る目が変わったんです。

 

 

そして

 

 

そこからはだんだんと食欲を取り戻し…

 

 

 

私は、過食症になりました。

 

 

お菓子をこれでもかというほど買い込み、お菓子専用の大きな棚まで作って…

毎日朝から狂ったように食べ漁ってました。

 

パフェが大好物だったのですが、その頃「バケツパフェ」という、大人の男性4人がかりで食べるほどの、まさに名前の通りのパフェのお店に行った時、私たった一人で完食してしまったほどに今度は超大食いになってました。

 

もともと、拒食症になる前から、結構食べるほうではありましたが。

 

 

そして過食症になってから少し経ち、食欲の爆発が落ち着いてきた頃。

 

 

「どんなことがあってももう二度と拒食にはならない!健康的に体重を戻してみせる」

と親に約束し、

 

再度ダイエットをいろいろ試し、でも痩せてはなぜかリバウンドを繰り返してしまい…

 

 

 

今ではこれは、「完璧主義」が原因だったとわかります。

 

 

一気に自分にやらなければならないことを増やし、できなくなり挫折…の繰り返しでした、でもなかなか懲りなかったんですね、皆さんもありませんか?ダイエットの本を読んだ後など、最初はヤル気に燃えているんです!そこまではいいんです!

 

ですが

 

私はいきなりハードルを上げてしまったことが失敗の大きな原因でした。

 

 もうね、これにちゃんと気付くまで10年以上かかりました。

 

 

 

最初から飛ばしてしまって楽にできる範囲を超えてて、「しなければならない」になってしまい、結局ストレスで続かない…

 

そんなことになるならば、0にしないで1日に1回でもやっていたら今頃すごく変わっていたんだろうなぁって思うのです。

 

 

早く結果が出したいから最初からストイックになる気持ち、痛いほどわかります。

 

でも、それでいっぱいいっぱい失敗したからこそわかったのです、やっと最近懲りてきたのです。

 

わかってきたんです、人にもよりますが、私が続けるにはこれぐらいが本当に一生続けれる自信あるって程度が。

 

例えば、スーパーフードをサラダにトッピングするだけ、とかお風呂に浸かりながら本を読むとか結構せっかちな性格なので何かをやりながらというのが好きなんだと思います。

 

 

 

 

そしてもともと食べても太りにくい体質だったのですが、ダイエットを繰り返しているうちに少し太りやすい体質になってきてしまったようなのです。

 

過食症からしばらく経って、リバウンドは繰り返していたものの、それでも体重はどちらかというと痩せているぐらいでした。

 

 

 

 

しかし今回、去年の大晦日までの5日間の断食(断食自体は今まで何度か経験あり)を終えたのですが、正月のおばあちゃん家に行った時についつい食べ過ぎてしまい、そこから何日か外食が続き、正月太りをしてしまいました。

 

 それまで断食によって痩せていた体重が一気に11キロも増えてしまったのです。

 

 

断食は終わった後の回復食がとても大事で、それが成功の鍵を握ると言っても過言ではないのですが、わかっているのに今回、やってしまったんです。

 

美味しいものを見てしまう正月という時期に断食終わりを重ねてしまったのも原因だったかなとは思いますが、まだまだ慣れていないのに断食を長くやりすぎたのもどこかでストレスになって暴食してしまったのかもしれません。

 

今回の件を取っても、

 とにかくダイエットするなら

 

 

とにかくムリなく、楽しくできる範囲で、最初からハードルを高くしない!!!

 

 

本当に何度もここに行き着きますね笑

 

皆さんもこんなループ、ハマっていませんか?

 

 

それから今では自然に4キロ落ち、53キロ、体脂肪率28パーセントになりました。

まぁ一気に太ってしまったので普段の食事に戻すだけでここまでは簡単に落ちました。

 

 

太ってしまったせいで身体全体が怠かったり、眠気がずっと取れなかったり…身体の調子が良くないので今からまた健康的にダイエットしていきたいと思います。

 

 

自分に合うダイエット法をまだ模索中ですが、拒食症の頃に蓄えたダイエットの知識を活かしつつ、さらに現在はカロリーよりも栄養面に気を使った食事を心がけていますので、きっと更に自分に合った方法があると思っています。

 

 

 

これからまたそのダイエットの経過や気づいたことを書いていきたいと思いますので、よろしくお願いします。

 

 皆さん、とにかく最初からたくさんのことを無理にやろうとしないでください、もう嫌だなぁ、しんどいなぁ、今日もあの運動しなくちゃ。と思ってないか、本心に耳を傾けてください。

 

 

 

あくまで”楽しく”できる範囲で!

 

 

 

この「ダイエットは楽しい」という脳へのインプットが、「やらなきゃ」ではなく「したいからやる」に変えてくれることがわかったのです。

 

 

最初からハードルを高くせず、楽しいと思える範囲でやり、ダイエットのイメージを変え、楽しくダイエットしましょう!