糖質制限について
こんにちは!
ROSE(ローズ)です!
今日は糖質制限についての本を読みました。
そこからわかったことや現在の食事について見直す点を考えてみました。
人間に糖質は必須ではない!?
糖質とは、ご飯や麺類、パン、パスタ、うどんなどの主食やお菓子、フルーツなどに主に含まれているものです。
糖質の中でも、主食に含まれるブドウ糖は脳の栄養だから食べないと頭が働かないよ!とよく言われてきました。
なので、朝起きた時などはパンやご飯を食べるのが一般的ですよね。
しかし今まで、脳の栄養はブドウ糖だけと言われていましたが、そうではなかったのです。
実はブドウ糖以外にもケトン体も脳の栄養に使われています。
さらにブドウ糖以外のアミノ酸や乳酸、ビルビン酸でもブドウ糖を作ることができるそうなんです。
なので、糖質を摂らなくても人間は体内で脂肪を分解し、ケトン体を脳の栄養にすることができるということなんですね。
確かにその方が、体の余分に溜まった脂肪を使ってくれますし、効率がいいですよね。
今まで必要以上に摂った脂肪があるのですから笑
脂肪がたまると、特に内臓脂肪の場合は様々な病気を引き起こす可能性がありますし、溜まりすぎは体によくないです。
人間を太らせる栄養素は炭水化物
炭水化物は、糖質+食物繊維のことです。
この、糖質が太る原因になるのです。
ご飯などの糖質を食べると、腸で分解され、ブドウ糖になります。そしてそれが血液中に流れ込むと血糖値が上がります。
その上がりすぎた血糖値を正常に抑えようとコントロールするのが「インスリン」というホルモンなんです。
必要以上のブドウ糖は血管を傷つけます。
なので、そのインスリンが必要のない余分なブドウ糖を脂肪に変えて、体内に蓄えるのです。
特に糖質が血糖値を上げる原因になりますので、血糖値を引き上げる分、余りやすくなってしまいます。なので特に糖質を摂りすぎないことが大切なんです。
つまりタンパク質、脂質、炭水化物、といろんな栄養素がありますが、中でも1番、余った分が脂肪になりやすいのは「炭水化物」なのです。
なんでも食べ過ぎは太る原因になりますが、中でも炭水化物の摂りすぎには要注意です。
人類はもともと肉食
日本人は昔からご飯を食べている、日本人にはご飯だろ!とよく言われますが、人類は700万年前に誕生してからずっと狩猟生活で、穀物の栽培はわずか8000年前なんだそうです。
私たちの祖先は、長い期間飢餓に耐えてきました。飽食の時代と言われるようになったのはつい最近でのことです。
しかし狩りはいつ獲物が採れるかわかりません。
その飢餓状態にも体が耐えられるよう、お腹が空いているときは食べ物の代わりに私たちの中で血糖値をあげるホルモンは、アドレナリン、ノルアドレナリン、グルカゴン、サイロキシン、コーチゾールなど実に10種類ほども存在するのです。
しかし、食べすぎた時に血糖値を下げるホルモンは「インスリン」ただ一つだけなんです。
つまり私たちの体は、昔ほとんどの期間を飢餓で過ごしていたため、空腹にはいかようにも対応して生きる術を持ち合わせているんです。
そして、お米を食べるようになったのは、たった150年前なんだそうです。
ここまで当たり前に必ずご飯がそえられるほどに浸透しているのに、最近すぎてびっくりしました!
それまでは、税金として納めるものとして扱われており、たまに神事や祭りなどで食べる程度だったそうです。
私たちが肉食動物であることは消化器官の構造からわかるそうです。
草食動物は、食べた食物を消化管にいるバクテリアが分解し、生きるために必要なアミノ酸、ビタミンを自分の体内でつくることができるそうなのですが、人間にはその機能は備わっておらず、アミノ酸もビタミンも食べ物から摂るしか方法はありません。
米を食べるようになったきっかけは町の復興のため
庶民が米を食べれるようになったには「明暦の大火」がきっかけで、各地から復興に訪れた職人などに幕府が米飯を配給したことが始まりだそうです。
そして糖質は急激に血糖値を上げ、急降下する血糖値の乱降下により、お腹が空きます。
それでは職人の体が持ちません。
そしてちょうどそこから1日3食になっていったのですね。
でも今では町の復興のためにすごく体力を使う職人と私たちが同じ回数の食事、米を当たり前に食べています。
現代の日本人の運動量で復興のために働く職人と同じような食事回数は必要ないのです。
朝から晩まで体力仕事で、現在のように便利な世の中ではありませんのでそもそもの運動量が違うと思うのです。
ただ、それぞれの仕事内容や運動量にもよりますが、一般的な生活の運動量ではそこまで必要はないと思います。
さらにその食事回数に加え、まだ最近の習慣である「ご飯」を食べることも当たり前化していますよね。
どうしてそこまで食べなければいけないのか、自分には本当にこんなに必要なのかをここで少し考えてみることが大切です。もちろんだからと言って炭水化物や糖質を完全に抜けということではありません。
体に必要な筋肉の合成のためにある程度の糖質は必要なものだと思っています。
糖質を含むものには心を癒してくれる美味しいものがたくさんありますし、私は、添加物など体にとって確実に有害なものもの以外は量を食べ過ぎない限りは食べたらいけないものなんてないと思っています。
体が今どんなものを求めているのか、その声に従って食べます。
それが甘いものなど血糖値を大きくあげるものなら、「糖質が一番余りやすい」ということを思い出して同じものを食べるにしても血糖値を上げない食べ方で食べる。それなら体の声も聞きつつ、知識を活かした上でスタイルもよくなります。
ご飯はまだ最近食べるようになったのかもしれませんが、糖質はご飯などの炭水化物だけに含まれているものではありませんし、野菜やフルーツ、マメ類にも多少は入っています。
昔の人は今のように余分にご飯を食べるわけではなかったかもしれませんが、他のものから糖分を補っていたのではないかと思います。
そうなると、やはり現代は昔なかった「ご飯」が当たり前化している分、昔に比べると食べ過ぎになりがちだと思います。
ただ、食べるようになった理由はただ「ずっとそうしてきたから」なので、ここで少し立ち止まって自分にはどんなものが必要なのか、なりたい体型や自分の目的や理想のライフスタイルを考え、食事内容や量も一度リセットして考えてみることが大切です。
好きなものは好き。それは人生の中であなたに幸福な時間を与えてくれるものだと思っていますので、上記のことを考えた上で自分に必要な分を摂ればいいと思います。皆、カラダが喜ぶものや必要なもの、足りていないもの、なりたい身体もそれぞれ違うと思います。
だけど、「今までこうしてきたから」という理由で食べるのではなく、どうしてそれを食べるのかこれくらいの量で十分なんじゃないのかとか今一度考える機会を作ることで「なんとなく食べていた」から、〜だから摂りたい、〜なるから摂りたいという気持ちで量なども今一度考える必要があるなぁと思いました。
そう思うと習慣って怖いですね。しかもここまで浸透していると特に昔のこととか調べないで周りと同じように食べる習慣がつきますし。
生まれた時から周りがそうしているから、親が言っていたからなどとご飯を食べることが当たり前になっていきます。
でも実は私の家では、ご飯を食べることは少なかったです。
定食みたいにご飯を添えるのでなく、親子丼やカレー、オムライスなど、基本はご飯を必ず使うもの以外、白いご飯として出されることはほとんどありませんでしたから。(多分私がおかず好きで白いご飯は必須ではなかったからだと思います)
それぞれの家庭によって、いろんなことが当たり前化しているのかもしれませんが、自由に食事を選べるようになった今、自分に必要な栄養素はどんなものなのか、人間はもともと何を食べていたのか、考えさせられるいいきっかけになりました。
赤ちゃんのためにも糖質制限がいい!?
調べてみると、妊娠中、お腹の赤ちゃんは、ご飯などのブドウ糖よりも体の脂肪を分解して作られるケトン体を主なエネルギーにしているそうなんです。
その証拠に、妊娠中期から後期の対叔父が大きくなる時期に妊婦さんの血糖値をコントロールする機能が落ちるそうです。
ご飯などの糖質を食べれば、血糖値は急激に上がってしまいます。
妊娠してからも赤ちゃんのためにも糖質の摂り過ぎに気をつけようと思いました。
糖質制限のパターン
糖質制限には、
プチ糖質制限…夕食のみ糖質抜き
スタンダード糖質制限…朝・夕食のみ糖質抜き
スーパー糖質制限…3食とも糖質抜き
があります。
まずは、主食を抜き、サラダやおかずの量を増やしてみてください。工夫次第でとても満足のいくごはんになります。
自分の生活スタイルなどに合わせて、やってみてください^^
自分にとってどれぐらいの量が必要かわかった上で、摂り過ぎなければ大丈夫です。
あとはなりたい体型などによって自分オリジナルのルールを作ってみるのもいいですね。
まずは「ずっとこうしてきたから」ではなく知った上で、食生活を変えていきましょう!