糖質制限、カロリー制限 落とし穴
こんにちは!
ROSE(ローズ)です!
今日は、私が今まで経験したことをもとに、糖質制限、カロリー制限ダイエットの落とし穴についてお話ししていきたいと思います。
私は現在、糖質制限とカロリー制限を合わせたようなものをやっているのですが、それには訳があります。
糖質制限は
・糖質を抑えていたら、カロリー制限はなしでお肉や卵、バター、マヨネーズなど糖質の低いものならいくらでも食べて良い
カロリー制限は
・カロリーを抑えていたら、何を食べても良い
簡単にいうとこんな感じですね。
しかし、どちらにも健康を損なってしまう大きな落とし穴があります。
カロリー制限の落とし穴
私は昔、カロリー制限から始めました。
早く痩せたいからといきなり摂取カロリーを1200カロリーほどに抑え、当時は10代だった&初めてのダイエットだったので面白いくらいにすごく痩せました。
けれど、当たり前ですが途中で停滞します。
そして、もっとカロリーを減らしたらさらに細くなるんじゃないかと思い、どんどんエスカレートしていき、最終的には断食まではしていなかったものの1日500カロリーにまで減らしていました。
カロリー制限ではカロリーさえ上回ってなければ何を食べてもいいのですが、その頃から妙に健康志向なところもありましたので、自分で調べたりして1日500カロリーの中でも栄養のあるものを選んでました。
そこが唯一良かった点かなと思います。今でもその頃の知識が残っていますので。
それが私の拒食症時代です。もちろんその後過食症になりものすごく太りました。
・カロリー制限し過ぎると拒食症になる
・私の場合、カロリー制限とは言ってもあまり不健康なものは選んでいませんでしたが、何を食べてもいいからといって栄養がなく糖質の多いお菓子などを食べることによって、糖質依存(糖質を食べると血糖値が急激に上がり、次に急降下した時にまた糖質が欲しくなってしまう症状)になる可能性がありますので注意です。
カロリーを範囲内に押さえた上で、できるだけヘルシーなものを選びましょう。
・栄養の偏りによって体が足りない栄養を欲して食欲が湧く原因になります。バランスの良い食事を摂るというのはこのためでもあるんですね。
よって
↓
摂取カロリーを減らし過ぎない(筋肉も落とします)
何を食べても良いからといってジャンクなものを食べない
体の栄養になるものをバランスよく食べ、外側も内側も美しく痩せる
糖質制限の落とし穴
糖質制限では、カロリー制限では考えられないほどカロリーの高い、こってりしたものが食べられるという肉好きにはたまらないダイエットです。
確かに三大栄養素と呼ばれるタンパク質、脂質、炭水化物の中でも、余れば最も脂肪になりやすい、太りやすいものは炭水化物に含まれるこの、糖質です。
糖質はご飯やパンなどの主食以外にも、野菜やフルーツ、ジュース、あらゆるものにはいっています。
しかし、糖質さえ1日の制限量を上回ってなければ肉をいくら食べても良いのかというと、私はそれは体にとても負担だと思うのです。
それでなくても肉や魚などは消化に悪いものになりますので、それをだからと言って大量に食べていては前の「食べ過ぎがよくないワケ」の記事にも書いた通り、健康を害すだけです。
なんでも食べ過ぎて良いものはありません。
私はもともとは大食いでした。最初、糖質制限では大好きな脂っこいものがたくさん食べれて夢のようだと飛びつきましたが、毎日毎日大量の肉をばくばく食べ、結果、太りました。
食べても良いと言われたらどこまでも食べて良いと思ってしまってたんです。ここ、大食いダイエッターの1番の落とし穴かなと思います。
そのあとは、肉ではなく野菜などをたくさん食べるようになりました。
お鍋の食べ放題にしょっちゅう行っていました。(週3回くらい)
しかしカロリーが低けりゃいくらでも食べて良い、糖質が低けりゃいくらでも食べて良いで、たくさん食べることが習慣化していたので一度の食事で食べ過ぎる癖になっていました。
例えば、こんにゃくなどで笠増しする、ただカロリー低いだけで食べた気にならない、など私的には納得いかなかったので、なんとか満足させようと食べ過ぎる。
最初から普通のものを食べていたほうが少量で済んでいたくらいです。
その時食べるものの質はいいのであまり太りはしなかったですが、ものすごい量を食べていました。男の人がびっくりするくらい、しかも超早食いで。
しかしその頃しょっちゅう体の調子を崩し、仕事を休みまくり、人当たりが激しく、うつ状態やイライラが半端なかったんです。自慢になりませんが風邪なんて一ヶ月に1度は引いていましたし。
「たくさん食べていい」というのは、「食べ過ぎていい」ということではありません。
これは、私が今読んでいる糖質制限の本を書かれているマンガ家の方と同じ失敗でした。
その方も、肉をいくら食べてもいいんだ!と食べ過ぎて太ってしまったと書かれてました。
よって
↓
カロリー、糖質を意識しつつ、よく噛み、食べ過ぎないこと
実は糖質が多いもの(お菓子や炭水化物など)はたくさん食べれてしまうんです。
しかし糖質が少ないもの(肉や卵など)はお腹も膨れますし、血糖値が安定し、急降下しないので お腹もあまり空きません。なので糖質制限は食べ過ぎの方にもいいと思います。
食べ過ぎるのは癖もありますが、お腹が空きやすいのは選んでいる「食べ物が原因」でもありますので。
食べ過ぎないとはどれぐらいの量を食べればいいの?と思われるかもしれません。
ミスユニバースの栄養コンサルタントのエリカ・アンギャルさんの本では、一回の食事に野菜と炭水化物は合わせて手のひら二枚分、タンパク質は手のひら一枚分を摂るといいそうです。
そしてさらに運動量など人それぞれなので、自分に合う量を調整するのがいいと思います。
私だと、前は鮭が好き過ぎ&大食い癖で一度に3切れも食べていましたが、それでは3人分になります。
本当に食べたい時はたくさん食べる日もあっていいと思いますが、頻度を考えて普段は定食屋さんで出てくるくらいの量を目安に、1切れ1人前。
本当にすこ〜しから減らしていく。普段の量を慣らす訓練が必要です。
毎日の行動のほとんどのことが習慣でできているだけなので、大して欲しいわけでなくてもいつもおんなじように皿に盛ってしまうんです。
欲しくないときは最初から食べれる分だけよそうようにしましょう。
習慣でできているということは慣れることで解決できます。
いきなりでなくてもいいです、本当に少〜しずつ減らせばいいんです。
そして断食!!これは根本から一旦リセットすることで、味覚の変化や胃が小さくなることによる小食効果、日常の食べるということから一旦離れることによって食の意識が変わるなど、私の場合断食後自然に食べる量が変わっていたので、人によっては楽に変われるのでお勧めです!
私は量の調整をしてうまくいきましたが、根本的に一旦リセットしてみようと思いさらに断食をすることでスムーズに量を減らすことに成功しました。
少し味覚が変わり、素材本来の味を楽しめるようになり、胃が小さくなり、食べ物への執着がかなりマシになり、量がすごく減りました。
それでも食べることが大好きな私は、今でもたまにたくさん食べちゃうときもありますが、たくさん食べても前に比べると少ないし、特に普段の食事量とたくさん食べる頻度が減りました!
断食後から前よりも少なめな食事をし、慣れる訓練を始めると簡単に今までよりも少ない量で満足いくようになったのです。
本当に一旦食生活をリセットしたという感じです。
断食をすると、食べれた時にすごく食べ物のありがたみを感じ、よく噛んで食べるようになります。
そして、今自分はお腹いっぱいになったなという感覚が前よりも確実にわかりやすくなりました。
そして、食べ過ぎるとどういうことになるか、あの記事を書いて頭に入っておりますので本当に食べたい時以外、できるだけ食べ過ぎたくないのです。
カロリー制限をすることによって得られた食べ過ぎ防止
一番脂肪になりやすい糖質を制限し(糖質は筋肉を作る元でもあるので制限し過ぎないこと)、更にカロリー制限もしているのはワケがあると言いました。
断食によってかなり癖が治りましたが、人といる時など、それが外れそうになることがあります。本当の自分は意志の強い人間だとは思っていません笑
そういう時私にとって、食べ過ぎないようにしてくれるのがカロリー制限なんです。
カロリー制限をすると、食べ物や飲み物の量にも気をつけ始めます。
食べたい時。
本当にそれを食べたいか聞いてみてください。
私の場合はカロリー制限がここで活躍してくれます。
これを食べたら今日のカロリーはこれだけオーバーし、残り◯キロカロリーになるが、それでも食べたいか?と。
そしてもう一つ
自分の理想体型の人の写真を見る、または思い浮かべるのです。視覚の情報はとても効きます。この体型から遠くなると考えるのです。
そう思うと、それでも食べたい場合でもその食べ物に似たヘルシーなものを食べて体も精神的にもあ〜これで済んで本当によかった!と思えたり、本当に本当に食べたい時だけ食べるようになります。
どんなダイエットも、結局は食べ物の質を見直すと同時に今食べている量は適正か見直す機会になります。
結局はどんなダイエットでも、根本的な悪い習慣を直す必要があるんです。
私はダイエットのルールは確かにある程度守っているけれど、明らかに食べ過ぎでした。
それはダイエットのルールを守る代わりにいっぱい食べさせてという、根本的なことは変えずにただ食べたいだけの気持ちが暴走している状態でした。
だからいつも食べ物のことばかり考える、どれだけ食べてもあまり満足いかない。制限をしているストレスが食欲に行ってしまっている感じですね。
しかしそれではいつまでたっても食べ過ぎの癖は治りません。
もっと根本的な「食べ過ぎている」ことから直す必要があったのです。
それにはなぜ食べ過ぎているのかを考えることも大事です。
私の場合は、ただ食べることが大好きなことと、ちょっと食べたいものを我慢し過ぎてた衝動からくるものでした。いつの間にか我慢し過ぎていた、小さな我慢が積み重なってしまっていたことに気づかないことが多いのです。
だから、自分は今何が一番食べたいのかを 聞くことがお勧めです。
それをできるだけヘルシーな食べ方をするか、自分で作るなどするのがお勧めです。
たまには息抜きで何も考えずに食事を楽しむのもアリだと思います。
とにかく「溜め過ぎてないか」、「自分の気持ちを無視し過ぎてないか」自分との対話をする時間をとりましょう。
そしてもう一つ、食べ過ぎはただの毎日の習慣。ただの癖という場合もありますので、少しずつ直すことができます。
個人的に特にオススメは断食です。リセットしてから整えるのが早いからです。しかも断食は今まで溜まった老廃物も一気に出してくれるので。
体の中の溜まった悪いものやいらないものがデトックスされ、体の循環が良くなった状態でダイエットした方が効果も出やすいです。
私が今特に役に立っていると思うことは
・リセットのために断食をしてみる
・カロリー制限で食べ過ぎない意識を持つ
・低糖質を意識することでお腹が空きにくく安定しやすくなる
・少しずつ量を減らす
・食べ過ぎないこと(食べ過ぎがよくないワケの記事を読む)
・自分の心の声に従い食事を選び、なるべくヘルシーにアレンジする
どれも効果はありますが、個人的に一番スムーズに量をコントロールできるのは断食でした。
当たり前化してた習慣をリセットできるので。
豆乳プロテインでの断食はお腹も膨れますし、辛くありません。断食にもいろんなものがありますのでできるだけ楽にできるものを探してみてください。
自分に合う方法ならなんでもいいです。やってみてください。
自分にとって、適正量を当たり前化するんです。
もし、今まで通り食べ過ぎてたら、食べ過ぎたら体にどんな悪影響があり、美しくなることから遠のくのかがわかっていなかったので、本当に本当に気づけてよかったと思っています。
そして糖質制限ではもう一つ。
「糖質制限食で肥満の人は体重減少しますが、痩せすぎの人は体重増加します
すでに適正体重であれば、それ以上は痩せません
糖質抜きならいくら食べても大丈夫は肥満度の高い人や病気で体の修復が必要な人の場合である 江部康二」
なので、糖質制限だけでは適正体重ならばそれ以上痩せないそうなのです。痩せるのはもともと肥満の人だけです。
糖質制限で適正体重になってから更に痩せるには、 お腹が空いていないのに食べることや、食べ過ぎ、運動不足など、他に生活習慣などの見直しが必要になってくると思います。
けれど、一番は楽しくやることです。だから続くのです。
どんなことにも、いい面と悪い面があるように、私は昔は運動嫌いでしたが今本当に楽しいと思う筋トレに出会ってから進んで運動していますし、食べ物を選ぶときはこれで更に美しくなれる!!と思って選び、食べています。
必ず自分に合うやり方があると思います。
自分が一番テンションが上がり、楽しんでできる方法を探してみてくださいね^^